原作は、肝臓ガンで亡くなられたという
飯島夏樹さんの小説。
遺される愛する人へ。
逝ってしまう愛する人へ。
本当は「ありがとう」って伝えたいのに、言えない。
本当は「ごめん」って伝えたいのに、言えない。
海辺に建つガン治療センターのカウンセリングルームで
そんな気持ちを手紙に代筆する“手紙屋”を始めることになったのが
精神科医師の野々上純一(二宮和也)。
その患者さんたちや家族のように
逝ってしまう立場、遺される立場にそれぞれなった時に
自分ならどうするかを考えながら見ていましたが
最後の飯塚さんから奥さんへの手紙…は
奥さんの立場だったらどうだろう?と思うと
ちょっと答えがみつかりませんでした。
八木優希ちゃんが出てきたときには
何か心動くような話になるのかな~とは
思っていましたが…
死んだら天国に行くんでしょ?と言って
飯塚さんを怒らせてしまった愛ちゃん。
その言葉は、愛ちゃん自身のことだったんですよね。
愛ちゃんは入院患者。飯塚さんと同じ病気でした。
大人になるまで生きられないから、働いてみたい。
だから、働かせてください。
…だったんですね。
美しい海の風景とニノ先生の優しい時間に
エリック・クラプトンの「Tears in Heaven」が
柔らかく溶け込んで、悲しい話なのに
気持ちが楽になるような、癒される感じでしたね~。
井上真央ちゃんの若奥さんも可愛かったけど
子ども役の双子ちゃんがめちゃめちゃ可愛かった~。
ユースケの医師役は救命病棟と一瞬、かぶったけど
こっちのほうが彼らしいキャラクターで
見ていて安心しましたよ。
2009/09/25(金) | スペシャルドラマ |
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コメント(2)
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2009/10/28(水) 14:10:10 | URL | [ 編集]
ミマム
◆上記コメントをくださった方
ありがとうございました m(__)m
2009/10/28(水) 17:53:37 | URL | [ 編集]
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「銭ゲバ」でこの脚本家を再評価していなければ脱落してしまうドラマだった。 「南く
2009/09/25(金) 21:49:13 | キッドのブログinココログ