子医師コニシ 塩ひとつまみ
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「いぬのえいが」に犬思う

昨年11月に放送された特別版。ようやく見ることができました。
いぬのえいが プレミアム・エディション
今まで犬ものの映画やドラマは必ず号泣してきたのに
涙が出るにいたらなかったのは、ストーリーを追うより先に
演技している犬にタレント性を感じてしまったのと
私の中の犬への想いが少なからず昇華してしまったせい…?

今から20年くらい前に「黄金の犬」「炎の犬」というドラマが放送されていた頃に
うちでも小型の犬を飼っていて、毎週欠かさずに見ていたものです。
そして我が家の犬は天国に逝ってしまい、その後、何年かあとに放送された「太陽の犬」を見ては
犬を思い出して毎週泣き、映画「ハチ公物語」を見に行っては泣き…。

「いぬのえいが」のオムニバス最後の「ねえ、マリモ」は
人間と犬、それぞれの目線からの映像と言葉が映し出されていたのですが、
犬が死んだ時に“こんなに悲しい思いをするならどうして飼ってしまったんだろう”
っていうのは経験のある人ならわかる言葉。
私の場合はその時に色んな理由づけをして自分を納得させようとしていた時期があったけど
やっぱり悲しいものは悲しい。
そして、自分より後に生まれたものが先に死んでいくのを見るのは
犬でも人間でも悲しくて割り切れない。
ねえ、マリモ
あらら…この映画、楽しくて面白い話もあったのに…。ぐすん。
ミュージカル仕立ての「うちの子 №1」が良かったな。

*2005年11月15日 日テレ系列にて放送

2006/01/14(土) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0)

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