思ったよりもあっさりと終わってしまった感じの最終回でしたが
最後まで見せるところは見せてくれたのではないかと。
では最終話のおさらいなど。
一平が気にする父親のことで竜次からも口添えがあって
雪乃は一平に会い、また別の日にはナオミに会い
津山が父親ではないことを話します。
一平は何を言われても信じようとせず
ナオミは父親と雪乃の過去を雪乃の口から聞きます。
津山もまた、一平に会ってその話を…。
雪乃にしても津山にしても
必要がなければ話すことがなかったと思われるこの話。
お互いの子どもが出会ってつきあうことになって
誤解があってすれ違いがあって親が出てきて事情説明して
そして雪乃と津山も再会。
一平は津山の子ではないけれど、津山の子のつもりで産んだと言う雪乃。
ひゃー!やっぱり韓国ドラマだわぁ~(苦笑)
でも、ステキだなあ~と思ったのが雪乃と津山の会話。
いい感じの大人の雰囲気で、高島礼子さんと奥田瑛二さんが演じてくれました。
夢子は千葉の施設へ。
正気なようなそうでないような無邪気な態度と
車の中の可愛らしい歌声が哀しく聞こえて…。
竜次は「坂下」を去ることに。
一平に渡されたのは、名前が彫られた左利き用の包丁。
竜次さん、一平のことをよく見てくれていたんですね。
エリは高校を退学して芸者の道に。
そして「坂下」の向かいの建物が壊されて―
やっぱり…と言いましょうか
一平の父親は明かされることはなく
「坂下」もこれから変わっていこうとしていく中で
みんなそれぞれの道を、今を生きていく…という感じですかね。
最後のエンディング曲は「パピエ」で
このドラマが始まったときのようにほっこりとほんわかと
暖かい雰囲気で。
で、一平はナオミのことを「ナオミ」と呼ぶ仲になって
彼女はフランスへ…?
うーーん。
これは…この終わり方はどうやって解釈したらいいんでしょうね?
これからも続く未来、将来のことを感じさせながらも
フェイドアウトしたようなしてないような…?

ドラマの中では一平がナレーションをしていましたが
映像とセリフで充分に言いたいことや気持ちが伝わってきて
黙ってじっと見ていたいし、見ていられるドラマでしたね。
キャスティングも申し分なし。
森山良子さんが歌う主題歌や映像バックのBGMも
ストーリーにマッチしていて気持ちが乗れました。
終わってしまったけど、終わった気がしない…
今はそんな感じでしょうか。

今までの感想 【
第1話】 【
第2話】 【
第3話】 【
第4話】 【
第5話】
【
第6話】 【
第7話】 【
第8話】 【
第9話】
2007/03/23(金) | TV☆ドラマ |
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コメント(10)
きこり
ホントに終わったような気がしないですよね・・
ずっと坂下の様子を見ていたいような・・・不思議なドラマでしたよね。
森山良子さんの歌声と一緒に写されるそれぞれの写真。
夢子さんの写真にはじ~んときてしまいました。
2007/03/23(金) 19:31:03 | URL | [ 編集]
Lady-e
なにかさ
ミマムさん、こんばんわ
何かすごく特別なことがあったような
特別なことはなかったような
そんな設定が良かったかなぁ
凄くドキドキもしなかったけど
それもよかったです
2007/03/24(土) 00:02:12 | URL | [ 編集]
mari
神楽坂の魅力
ミマムさん、こんばんは。
過去は、飲み込んでくれるこの地の独特な雰囲気が
生かされた設定だったと思います。
それでも少し焦点がぼやけた(笑)
一平とフランス語はかなりのミスマッチだけど
話せないもどかしさが、書く事によって切なさと
愛おしさに変わって行くのがジーンとしました。
2007/03/24(土) 03:17:38 | URL | [ 編集]
SHINGO。
こんにちは。
>これは…この終わり方はどうやって解釈したらいいんでしょうね?
僕は、一平と坂下を取り巻く人々の何ヶ月間かを
かいま見せてくれたんじゃないかと思います。
だから全部見せるわけでもないし、これからも時間が流れていく、
そんな感じのような気がしています。
「優しい時間」には、そんなに引き込まれませんでしたが、
この「拝啓~」は、傑作だなぁと個人的に思っていますわ。。。
2007/03/24(土) 14:15:26 | URL | [ 編集]
ミマム
◆きこりさん
ずっと心に残ってる…という感じでしょうか。
毎回エンディングに流れるスチール写真はステキでしたねえ。
夢子さんの笑顔、切なかったわ(T_T)
◆Lady-eさん
>何かすごく特別なことがあったような
特別なことはなかったような
そうそう。そうなのよ。
終わってみると、そう思えるの(^^)
最終回も、これできっと良かったんだなあって…。
◆mariさん
一平とナオミの筆談は、最後くらいはしゃべってよ~とか思ったけど
きっと、ああすることでシーンが生きたんでしょうね。
手に手を重ねて…(^^)
それにしてもナオミって、あんなに素っ気ない感じだったのに
一平に魅かれていたんですね~。
最初は一平のほうが気持ち大きかったのに
メール返信しないあたりで、「気になり度」が高くなっちゃったのかな?(笑)
◆SHINGO。さん
>僕は、一平と坂下を取り巻く人々の何ヶ月間かを
かいま見せてくれたんじゃないかと思います。
きっとそうだったんですね。
私も、あとからあとからそう思えてきています。
「優しい時間」に関してもSHINGO。さんと同意見ですよ~。
やっぱり倉本さん、いいですね(^^)
最後まで見てきて本当に良かったです。
2007/03/24(土) 14:49:22 | URL | [ 編集]
さくらこ
こんにちは!
このドラマは、神楽坂という町で日々を暮らしている、そんなに特別なことでもない日常の、一部分を切り取って見せてくれた、と言う感じがしましたね。
だから、全てが完結と言うわけではなく、明日もあさっても同じように過ぎて行く、というさりげない終わり方でよかったような気がします。
最終話には「パピエ」が合っていましたね。
途中「手」に変わった時も、話ととてもマッチしていて、そういうところも上手いな~、と思いました。
また、何かの機会でご一緒出来るといいですね。
どうもありがとうございました。
2007/03/24(土) 17:38:08 | URL | [ 編集]
nana-bata
ほんとに「これで終わり~!?」な終わりかたでした。
ちょっとしっくりこないというか・・・。
きっと続く物語なのでしょうか。
「ナオミ」と呼び捨てになっていたところにドキッとしました。
まだ『今週、妻~』が終わってませんが、今期、私の中での
“はまってたで賞”は、梅宮辰夫と高島礼子でした。
勿論演技もうまかったけど役にピッタリでした。
“うまかったで賞”は鈴木京香ですね。
そして勿論!の“熱演だったで賞”は木村拓哉です。
私の友達が聞いたらどんなに驚く事か!(笑)
番外で“可愛らしかったで賞”に八千草薫さん♪
2007/03/25(日) 13:43:17 | URL | [ 編集]
つの
エンディング
『拝啓、父上様』 終わってしまいましたね
あのこれからが続いていく感じの描き方
それはそれで良いのかと
ワタシは感じました
余韻を残して終わるのは倉本聰流なのかなとも
まあ 続編はないでしょうが(笑)
2007/03/25(日) 17:49:09 | URL | [ 編集]
ミマム
◆さくらこさん
>全てが完結と言うわけではなく、明日もあさっても同じように過ぎて行く…
きっと、そういうことなんですね。
ドラマが終わった今でも、夢子さんや一平がどこかにいるような気がしてなりません。
森山良子さんの歌も良かった!(^^)
さくらこさんと、このドラマを通してお話できて楽しかったです。
こちらこそ、ありがとうございました。
ぜひまた機会がありますように♪
◆nana-bataさん
>「ナオミ」と呼び捨てになっていたところにドキッとしました。
私も私も!
一平、どんな顔して呼んでるんでしょうね。
想像すると楽しいです。
nana-bataさんの各賞、うなづけますね~。
私も「今週、妻が~」が終わったら各ドラマの最終感想など
書きたいと思ってます。
どうぞお楽しみに!??(笑)
◆つのさん
色んな人の意見を見てまわると
あのエンディングに関してはあまり疑問を持たずにいたほうがいい?みたいですね(^^ゞ
続編、なさそうでしょうかねえ?(苦笑)
大好きなドラマが終わってしまって寂しいですが
いい形での余韻を残してくれました。
2007/03/25(日) 20:39:55 | URL | [ 編集]
甘利 幸江
続編希望
近頃にない情緒あふれる温かいドラマを毎週楽しく拝見しておりました。是非、このドラマの続編を希望します。宜しくお願い申し上げます。
2007/04/04(水) 21:51:14 | URL | [ 編集]
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