華麗なる一族 第２話

大蔵省による金融再編で都市銀行の縮小・合併の動きがある中
大介(北大路欣也)は娘婿の美馬(仲村トオル)を使って策略。
大きい銀行を狙って乗っ取り作戦中。

阪神特殊製鉄が高炉建設に必要な費用は250億。
そのうち200億の融資が必要。
50％の100億を、メインバンクであり父が頭取をつとめる阪神銀行から借りる予定が
40％の80億しか借りられないことに…。

せっかく通産省の許可も下りたのにねぇ～
表向きは合併の件を理由にしていましたが
これは大介の鉄平に対する個人的な感情がアリアリなようで…

祖父に似ているという鉄平。
父の祖父に対する男同士の対立にある嫉妬・憎しみの中には
妻・寧子のことも…？
大介は敬介と寧子の“あのこと”を知っている…!??

愛人の相子さん。
万俵家では随分幅をきかせているようで
お手伝いさんさえも「相子さま」なんて頭を下げていましたが
彼女は芙佐子と鉄平を、鉄平の知らないところで別れさせていたんですね。

そして、大介の寝室での出来事―

怖ろしや相子…。
いやいや、憎らしいですね～。
鉄平の怒りはごもっとも。
でも鈴木京香さん、うまいわあ～。

本妻の寧子は、もともとはいいとこのお嬢さんだったのに
没落した実家は万俵家を頼りにしているがために
逃げ出すことも死ぬことも許されない。
そして祖父とのこと…。
鉄平はいつ、このことを知ることになるんでしょうか。

二子が四々彦とのことを鉄平にわかってもらいたいようなもらいたくないような…
のシーンは微笑ましかったですね。
彼女が鉄平のことを「おにいさま！」と呼ぶのを聞いて
昔見ていた大好きだった昼ドラの「華の嵐」を思い出してしまいました


第２話、１時間しっかり集中して見させてもらいました。
話の内容が重厚で、見応えありますね。

鉄平は残りの融資20億をどうするのか。
他の銀行の動きは？大介は？相子は？

来週も楽しみです。


【第１話の感想】