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ディロン ~運命の犬 最終回

倒れて病院に運ばれた美佐江は脳梗塞と診断されました。
オロオロと慌ててパニクる耕平。麻利に怒りをぶつけてみたり泣いてみたり…。
美佐江の荷物を取りに家に戻った麻利が見つけたのは
美佐江が友達に宛てて書いている途中の手紙。
そこには実際の生活とは異なる幸せな家族団らんの様子が書かれていて
麻利と耕平はショックを受けます。
犬嫌いの美佐江のために、麻利はディロンたちを知人に預ける話を美佐江にしますが
右半身に麻痺が残ってしまった美佐江は、ディロンに自分のリハビリを望みます。

ディロンとのリハビリが始まって、うまく右手が使えなくてもどかしく苛立つ美佐江。
ディロンのせいにする美佐江に対して麻利が
「お母さんは間違っています。ディロンはただの犬です」と…。

苛立つ美佐江の気持ちはわかるけど、ディロンに当るのは筋違いだし
それを麻利がお姑さんに言うのは勇気がいったことでしょうね。
そして麻利が言った言葉っていうのはそのまんまの意味で
それ以上のことをディロンにも美佐江にも求めた発言ではありませんでしたが
美佐江はわかってくれたようですね。

美佐江のことをディロンとアリスに説明する麻利と
それを聞いている犬たちの様子が可愛くて面白かった

動物保護センターに見学を申し出てきた子どもたちには
朝倉がセンターの実情や犬に対する思いを語ったり
定期的に動物病院にディロンを検診に連れて行ってアドバイスを受ける麻利の姿があったり、と、
最終回のお話の中には犬との暮らし方や接し方に対するメッセージがありました。
そしてディロンは13才でセラピー犬を引退し、アリスがその後セラピー犬となり
ハッピーは再び里中家に戻り…という形でドラマは終わりました


        

色々な問題提起を盛り込んだドラマでしたが、嫁姑・夫婦・母と息子の関係や介護のシーンにはリアルさがあり、それなりに思うものはあったものの、対する犬との関わり方や犬の役割などの描き方にはいまひとつ感じるものが足りなかったような気がします。
5回の放送は短かったかも知れないけど、その5回の中でテーマの「犬」のことを、もう少し深く伝える部分が欲しかったかな~、と

ドラマの中に出てきた英語の詩「虹の橋」は印象に残りましたね。
やがてくるペットとの別れ…昔飼っていた犬を思い出しながら、樋口さんの語りを聞いていました。
これから先、我が家に犬がやってくることがあるのかどうかはわかりませんが
その時にはこのドラマのことを思い出すかも知れません。
ワンちゃんたちがお利口さんで、本当に可愛かったそれはもう少し見たかったな。
ディロン、アリス、ハッピー、お疲れさまでした


☆今までの感想☆ 第1話 第3話 第4話



4344407873ディロン―運命の犬
井上 こみち
幻冬舎 2006-05

by G-Tools

B000FKNZUCNHK土曜ドラマ「ディロン~運命の犬」オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ 野崎美波
ソニーミュージックエンタテインメント 2006-06-21

by G-Tools




2006/07/03(月) | TV☆ドラマ | トラックバック(3) | コメント(7)

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Lady-e

こんにちは
本当に5回の放送は少なかったですよね
もう少しロングで 周辺のお話も固めてた作品に
してもよかったんでないかなぁという思いがあるのですが

犬を使った撮影だと、なかなかそうもいかないのかな
以前北海道で犬を使ったロケを見ましたが
役者のNG 犬のNG それはそれは大変そうでしたから
同じ時間のドラマを作るにしても倍かかってるかもしれないですね

また、次のタームもお話できたら
私も嬉しいです^^

2006/07/03(月) 13:37:18 | URL | [ 編集]

ミマム

☆Lady-eさん
こんばんは。
全5回、途中隔週になった分、長かったようで短かったような…。
動物ロケ、やっぱり大変なんでしょうね~。画面に出てくるのは名演のシーンだけですし…。
NG集…なんてやるわけないですね(笑)

2006/07/03(月) 20:51:44 | URL | [ 編集]

ルル

ミマムさん、こんばんは!

5回は、短かったですよねー。
そのせいか、中途半端で終わってしまい
最終話にしては、今ひとつでしたよね。

、、、と、落ち着いて見たところは、あれっ?でしたが(苦笑)
年老いたディロンには、色々な思いが混じって泣きましたー。
家族で泣いてたのは、私だけですが~(笑)

語れるお仲間がいて、楽しかったです♪
7月も、すでに始まったので、またよろしくです!
(と言っても、まだはっきり決めていなくて、ノロノロ者です、、、笑)

2006/07/03(月) 21:46:05 | URL | [ 編集]

mari

ミマムさんこんばんは。
犬猫の違いでしたが、別れはとく別に辛いです。
相手がこちらを認識している時は特に、辛いです。
センターの話は、毎回胸が痛かったですが、さらにどうすれば犬たちが幸せになれるのかといったところまでの掘り下げは、できませんでしたね。
出演した犬たちは、皆輝いていました。

2006/07/04(火) 01:05:48 | URL | [ 編集]

ミマム

☆ルルさん
こんにちは。
期待が大きすぎたかな~とは思いますが、もう少し…というところでしたね(^_^;)
夏ドラマ、また語り合えることを楽しみにしています。

☆mariさん
こんにちは。
振り返ってみれば、ウチの犬も自分の最期をわかっていたんだな~と思うことがあったので、お気持ち、よくわかります。
ハッピーが戻ってくるところはちょっと見たかったなあ~と思いました。

2006/07/04(火) 10:20:46 | URL | [ 編集]

じゅりあん&まのん

トラコメありがとうございました^^

>色々な問題提起を盛り込んだドラマでしたが、嫁姑・夫婦・母と息子の関係や介護のシーンにはリアルさがあり、それなりに思うものはあったものの、対する犬との関わり方や犬の役割などの描き方にはいまひとつ感じるものが足りなかったような気がします。

たった5回ということで希薄になっている部分もありましたね
ただ、犬と人間だけじゃなく、人間関係のこともうまく取り入れて
単に犬のドラマ!としなかったことは逆によかったかと
そのほうが犬を飼ってない人にも興味をもってもらえ、そしてそういう問題のある現実に目をむけてもらるからよいかな~って私的には思いました^^


ここ2回ほどトラバありがとうございました^^
当方わんちゃんブログがメインなんでいつでも癒されにきてくださいい^^
ドラマは結構みているのですが、レビューにすることはまれなので
こちらのレビューを覗きにまたきますね
映画レビューはかかさずやっているので
何か共通があればいいですね^^

2006/07/07(金) 10:28:40 | URL | [ 編集]

ミマム

じゅりあん&まのんさんへ

こんばんは。
こちらこそ、TB&コメントありがとうございます。

>たった5回ということで希薄になっている部分もありましたね

盛り込みすぎてぼやけてしまった部分があったのと、敢えて実情に深く触れないことが、視聴者に考えさせるというよりは、保守的な作り方に私は見えてしまいました。
だったら、ただ単に泣かせるだけの犬のドラマのほうが良かったかな、とも…。

映画は私も時々ですが、観に行った時には記事を書いています。
またおじゃまさせていただくことがありましたら、その時にはよろしくお願いしますね♪

2006/07/07(金) 22:14:34 | URL | [ 編集]

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