ヨン様主演の待望の映画。
嫌でも期待が高まっていた作品を見たその感想は…
(ちょっと辛口ですぞ)
この話の軸っていうのは
「自分の妻や夫が事故に遭い、実はその二人が不倫関係だったのを知って苦しむこと」
だと思っていたんだけど
「ペ・ヨンジュンとソン・イェジンの演じるインスとソヨンの、
不倫の恋をしてしまった二人の出会いのきっかけがお互いの配偶者の事故だった」
ってことなのかな?
インスとソヨンが関係を持つ動機が“あてつけ”であればわかるし、そのようではあったけれども、
二人が最初に愛し合うシーンにどうもそれは感じられない。
二人がそれぞれ苦しんで泣くシーンは
公開前にテレビでさんざん見てしまっていたので、
「ああ、これこれ、このシーンなんだね」としか思えなかったのが残念。
何も知らずに見たら泣けたかも。
インスが舞台照明技師という設定に意味や必要性があったのかもよくわからなかった。
いずれにしても、それぞれの役どころの気持ちを理解する前に話が進んでいってしまい、物足りなさは否めなかったですね。
不倫していた妻のことを責めない夫。
自分の不倫相手の妻(ソヨン)と関係を持ったことを知らない妻(スジン)。
復讐と後ろめたさと、そして妻の不倫相手はもう死んでしまったんだから、と打算があるかのような態度のようなインス。
病室での二人の対峙しているようですれ違っている空気には見どころがあったと思う。
2005/09/26(月) | 映画 |
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