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胡桃の部屋 最終回

全6話、見てみました。


「胡桃の部屋」大友良英サウンドトラックスVol.1「胡桃の部屋」大友良英サウンドトラックスVol.1
大友良英

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結局、男と女なんて、どうなるかわからない…
って話だよね~なんて思いながら見ていたら
セリフの中に出てきてちょっとビックリ(笑)

家では厳格な父親が会社をリストラされ、蒸発。
愛人宅に転がりこんで、それなりに受けいれられているのかと思いきや
その女性は「愛人」というほどの立場でもなさそうで
居心地の悪い、居候のようなかたち…の姿を
娘に見られてしまって・・・。

でも、その女性・節子(西田尚美)は、本当は
忠(蟹江敬三)のことが好きだったと…。
節子が三田村の妻の綾乃(竹下景子)のところに化粧品のセールスに行き
顔のマッサージをしながらの会話にドキドキしました。

壊れてしまった綾乃の代わりに、しっかりしようと
家のことも仕事も頑張る次女の桃子(松下奈緒)。
心の支えになってくれた都築(原田泰造)に魅かれたのは
自然の成り行きだったけど
タイミングが悪かったというか、男のズルさを垣間見てしまったというか…。

綾乃を正気に戻してくれたきっかけになったのが
長女の咲良(井川遥)からの電話でしたが
ここは女の強さを感じた部分で、何だか気持ち良かったですね(笑)

そんなさまざまな騒動が三田村家の一人ひとりにあって
さて、どう決着がつくんだろう?…と思っていたら
まあ…意外なところは三女の陽子(臼田あさ美)でしたかね~。
形成逆転の末につかみ取った幸せに拍手、ですよ(笑)



昭和の時代の、一家の「大黒柱」という立場の父親、
それを支える母親がいて
家の中で兄弟姉妹同士が顔を合わせて食事をしたり
お互いのことに関わりあいながら生活する家族。

人物や背景、心の描写がしっかりしていて分かりやすく
共感できた部分も少なくなかったです。

知らなかったんですが、この「胡桃の部屋」
過去に2回、ドラマになっていたんですね~。
1989年に放送されたものでは
今回、お母さん役の竹下景子さんが桃子役だったみたいで…。
へええええ~そうだったんだあ~~。


4167277220隣りの女 (文春文庫)
向田 邦子
文藝春秋 2010-11-10

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2011/09/01(木) | TV☆ドラマ | トラックバック(1) | コメント(2)

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きこり

こんにちわ~

>今回、お母さん役の竹下景子さんが桃子役だったみたいで…。
へええええ~そうだったんだあ~~。
w( ̄▽ ̄;)w それはびっくり!
でも、松下さんの桃子よりもさらにしっかりしていそう・・(笑
この桃子って次女というより、長女の性格ですよね~?
咲良の方がのほほんとしてて、井川さんに合わせたのかな~
私は、陽子のエピソードっているの~?とか思っちゃいました。
その分、研太郎の葛藤を描いても良かったような・・・
でも、ホント、男と女はわからない・・ってドラマでしたよね。
いくつになっても、女であることを止めない綾乃はすごいな~って思っちゃった。

2011/09/04(日) 13:25:38 | URL | [ 編集]

ミマム

◆きこりさん
竹下景子さんが桃子役だったことは
このドラマを見終わって色々検索していたら出てきたんですが
どんな桃子だったのかなーと想像できて楽しかったです。

その竹下さん…

>いくつになっても、女であることを止めない綾乃はすごいな~って思っちゃった。

いったんはショックで壊れてしまったけど
同性の敵が現れたことに奮起したってことなんでしょうかね~。
忠のベッドの前で節子に宣言した言葉が
意味深かつ怖くて強かったなーと思いました。
研太郎の話は陽子のエピソードにすっかり隠れてしまいましたね(笑)

2011/09/05(月) 12:30:49 | URL | [ 編集]

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