2年くらい前に、このドラマにハマっているという人の話を聞いて
今年1月から始まったTvh(テレビ東京系)での放送を見てみました。
ちなみにオリジナルのカット版、日本語吹替えバージョンです。
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毎週月曜から金曜まで、始まった頃は81話もあることすら知らなくて
途中、どこで面白くなるのかなあ?なんて思いながらの日もあったけど
ラストスパートにかかる最終週に入ったときには
もう、続きが見たくて見たくて…の状態でしたねー

時は紀元前から。
高句麗ができるまで、の朱蒙を中心とした
戦いあり恋愛ありの壮大なストーリー。
以下、内容に触れながらの感想です。
初めて登場した時のチュモンには
「おいおい、この人が主役?」と思うような軟弱男のガッカリ君でしたが
もの凄い成長をしたものだと思います。
途中、しばらく居なくなって帰ってきたときには
チュモンの日本語吹替えの声優さんが違う人になっていて
「ええ~~何か雰囲気、違う~」と思ってちょっと不服(笑)だったけど
その後に生まれた彼の息子、ユリの声に引き継がれていて
なーるほど、と。
声と言えば、王妃役のキョン・ミリさんの声優さんが
「チャングム」でキョン・ミリさんが演じたチェ尚宮の時の方と同じで
やっぱりこの声じゃなきゃね、なんて(笑)
洞窟の中にいる髪の白い予言の人は、どこかで見たことがあると思ったら
「冬のソナタ」で見たミニョンさんのお母さん役の方でしたね~。
宮殿の中に彼女のような巫女が常駐していて
その予言が大切な役割を持っている、というのにも魅力を感じました。
で、その初代プヨの巫女だったヨミウルさんですが
彼女も一人の女性として、恋心を持っていたのですよね。
このドラマの中の恋愛事情も多々ありまして
ヘモスとユファが相思相愛。
王妃とヨミウルがクムワ王にLOVE。
そのクムワ王はチュモンの母、ユファに。
ソソノはチュモンと恋仲だったけど
それぞれ別の人と結婚…しなきゃならなかったという・・。
色々あってのちにようやく結ばれたかと思ったら
死んでしまったと思っていたイェソヤが生きていて…とか
クムワがユファを…とか、切ない場面もありましたねー(涙)
こういう場面や恋愛モードの時に流れる音楽が
また何てわかりやすいというか、イントロを聞いただけで
ああ、来たな(

)と(笑)
登場人物のキャラクターもよくできていましたね。
カーーッとなると見境なく暴走、暴力的になる第一王子のテソ。
自己アピールがすべて裏目に出て
結局は余計な混乱を招いて父や兄の怒りをかうことになる第二王子、ヨンポ。
そして、そんなことを何度もやって反省はするものの
懲りない愚か者のヨンポをかばう王妃。
とことん意地悪なテソの嫁、ヤンソルラン。
その他の忘れられないシーンは…
・クムワ王のハスに構えた座り方
・王の前に敷かれた絨毯を挟んで整列する臣下たちが
いっせいに声を揃えて言う「はい、王様」
・クムワ王の含み笑い
・チュモンが行方不明になったときに
心ここに在らずとも、メイクだけはしっかりのソソノ
・「トン吉!チン平!カン太!」みたいな言い方を思い出す
「オイ!マリ!ヒョッポ!」(←この3人も立派になりましたねー)
・モパルモ親方の「王子さま!王子さま!! おおじさま~!!!」の連呼
・ちっちゃかった頃のユリの愛らしさ
・チュモンは髪を下ろしたほうがお似合い♪
偉くなるにつれてお衣裳もだんだんゴージャスになっていったのも
みどころでした。
数々の困難を乗り越え、内部分裂しかかった時には
争うことではなく心をひとつにすること、と本来の目的を問い
最後には、敵対していた兄と一緒に戦おうと立ち上がったチュモン。
何よりも大きく成長したチュモン王に感動

振り返ってみれば、長ーい話でしたが
終わってみれば、その長さも感じないくらいの充実感でした。



2011/05/19(木) | TV☆ドラマ |
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