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ドラマが放送されたのが2008年の秋。
どれだけ覚えているかなー?と少し不安になりながら読み始めましたが
これはすごい!面白い!
キャスティングされていた役者さんと
ドラマの中のそのシーンが次々に頭に浮かんで
思い出すのにそんなに時間はかかりませんでした。


(以下、ドラマと小説の内容に触れています)
(あらすじ)
流星群を見るために夜中に家を抜け出しているあいだに
洋食屋を営んでいた両親が何者かに殺されてしまい
大きくなったら自分たちで犯人を見つけて殺そうと誓う兄妹たち。
静奈が資格商法で騙されたことをきっかけに
騙されるほうより騙すほうになろうと詐欺師になる3人。
ターゲットにした戸神行成の父・政行が
14年前の事件の夜に家から出てきた人物だとわかったことから
警察の目を政行に向け、逮捕させようと画策する中
静奈は行成に魅かれていく。
そして、政行の口から語られた事件の真相は…。
東野作品のクドカン演出だったこのドラマの
どこをどうクドカンが脚色したのかなあ?と思ってましたが
そんなに難しくはありませんでしたね~。
妄想係長だった高山久伸は妄想しないし
ポストイットの使い方を悩まないし
静奈の名前に「地味」とルビを振ることもない普通の会社員。
ハヤシライスはあっても、林ライスはナシ。
千円札をもらって喜ぶ「サギ」も出てきませんでした(笑)
ミステリーの内容や設定の本筋はだいたい原作に沿っていて
ドラマのおさらいができたかな、という感じ。
でも、ラストの大事なところで
「あれっ?ドラマの中ではどうだったんだっけ?」と
考えることしばし…。
原作では、ひとつのミステリー小説として読んできてたら
まあこうなるだろうなあ~という特に不自然さはない流れなんだけど…
そーでしたか。ここをドラマで変えてたのは大きいなあー。
真犯人を見つけて殺すつもりだった功一が選んだ道は
生きて償わせること。
ニノの涙と叫び声に真剣に見入って
心が震えたあのシーンが思い出されて
再び感動が甦ってしまいました。
そしてもうひとつ。
静奈に対する兄弟の気持ちの部分が・・・だったんですね~。
これもドラマの中では大きな要素でした。
あああ~やっぱりニノのあのセリフ…
(静奈が行成のことを好きになって)
泰輔に「兄貴はそれでいいのかよ?」と言われて
「…いいわけねえだろ!!」のシーンが思い出される~。
ドラマではシリアス部分とコメディ部分のギャップが大きくて
どんな原作なんだろう?と思って読んだこの「流星の絆」ですが
なかなか面白い発見ができましたね~。
東野圭吾さん原作のドラマがまた始まるんですね。
日曜劇場「新参者」、主演は阿部ちゃん♪
また原作が読みたくなるようなドラマなのかしら。
2010/04/05(月) | ドラマ雑感☆本 |
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