
仲良しのオカマ・マサコちゃんが殺された。
事件の背後にはカリスマ政治家・橡脇孝一郎と政界&裏社会の思惑が渦巻き
人気ヴァイオリニスト・河島弓子は
大切なファンだったマサコちゃんのために犯人を自力で捕まえると息巻く。
彼女のとんでもない性格に振り回され、探偵と高田は3つの集団から追われるハメに…。
札幌ではようやく桜が開花。
天気も良くって、公園でのお花見日和の今日この頃です。
その公園には、「円山」とか「平岡」とか「中島」とか
札幌には人の名前っぽい公園がいくつかありますが
「近藤」はなかったはず。
コンドウと言えば、前作の依頼人の名前は「近藤京子」だったけど
今回との繋がりは・・・無いですよね(苦笑)
意外なところにいた犯人でしたが
思えばいくつか伏線がありましたね。
それにしても、そんな理由で?
…というところに怒りを感じた探偵の悔しさと一筋の涙。
その後の急に起きた悲惨な状況に
一瞬にして時間が止まってしまいました。
狸小路を飛び出しちゃダメですよ。
あそこは結構、車通りが激しいんだから…。
そして明らかになったもうひとつの事実は、不意打ちでしたね~。
どんな気持ちで室蘭を訪れたのかと思うと
「亡き王女のためのパヴァーヌ」の音色が切なかった。
アクションシーンがちょっと長く感じたかなー。
洋ちゃん、水浴びて髪クルクルでしたけども♪
今回も、ロケ地各所がおなじみの場所で
見どころがたくさんでした。
あのジャンプは素晴らしかったですね~(笑)
大倉山からの風景は、写真や映像で見ると絶景なんですが
実際、行って上に登って見てみると怖いんですよね~。
撮影したスタッフさんたちも、ご苦労さまでした。
テレビ放送になったパート1の視聴率が北海道では20%越!
「1」を見てから「2」を見ても、
「2」を見たあとに「1」を見直しても
違った見方が楽しめる「探偵はBARにいる」でした。
そうそう。
ちょこっと出演の原作者の東直己さん。
前作ではバーカウンターで飲酒して居眠り…からの
今回は、入院ベッドの上で酒を飲み…
これは肝臓がそうとうやられているみたいですが
パート3ではいったいどんな姿に!?(笑)



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2013/05/19(日) | 映画 |
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真面目なマジメくんが面白い。
この映画と同じ原作者、三浦しをんさんのドラマ「まほろ駅前番外地」の
行天春彦とは違ったキャラクターの松田龍平さん。
真面目もここまでくると面白くておかしくて
思わず声を出して笑ってしまいました。
編集部の新入り、黒木華ちゃんも「まほろ」に出ていたけど
そのドラマの中のエピソードを思い出して、こちらも思い出し笑い。
辞書を作るって、地道な作業なんですね。
その長い年月の中で命を終えた人もいれば
結婚し、家族を持って新しい命も生まれる。
日々の流れの中で、時代とともに変わっていく言葉。
その言葉の意味するところ。
一つの言葉の意味が辞書によって違っていて
それが、編集する人の実体験によって作られているものだと思ったら
辞書を「読む」のも楽しくなるかも?
どれだけの時間がかかるかわかりませんが…。
タケさんの孫の名前が香具矢で
香具矢が現れたシーンのバックには大きな満月。
思うところは「かぐや姫」…
もしやこの世の人ではない人物の設定?と思ってしまいました。
自分の気持ちを伝えるのに自筆の文章もいいものだけど
やっぱり大切なことは、言葉で言ってほしいもの。
コミュニケーションは言葉。
言葉の海
人は辞書という舟で
その海を渡り
自分の気持ちを的確に表す言葉を探します
誰かと繋がりたくて
広大な海を渡ろうとする人たちに
捧げる辞書
それが大渡海辞書を作る作業の中で流れていたさざ波の音が
心地よく、まさに舟を編んでいるように感じられました。
見終わった劇場の出口でもし「大渡海」が販売されていたら
迷わずに買っていたんじゃないかと思います(笑)
2013/04/20(土) | 映画 |
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わけ合う幸せ…
四季の美しい風景と自然の優しさ、厳しさを感じられる空間にある
パンカフェを営む夫婦。
お互いを「水縞くん」「りえさん」と呼び合い
パンカフェに訪れる客のことも「お客さん」ではなく、名前で呼ぶ。
傷ついた心を持ってこのパンカフェにやってきた人たちを
癒し見守る水縞夫婦と、夫婦の作るパンと料理。
「一人から二人になる瞬間」が良かったですね。
北海道の中にこんなステキな場所があったのね…と思いつつ
制服を着ていく小学校って、洞爺湖近辺にあったっけ?とか
切手を貼らない手紙でも届けてくれる郵便屋さんがいるんだ、とか
あのパンカフェの宿泊システムや料金形態はどうなっているんだろう?とか
ついつい現実的なことを考えてしまいながら見ていました(笑)
ジブリのアニメを実写にしたら、こんな風になるのかなあ。
水縞夫婦のあいだにある“距離”は
りえさんの心の中にあったんでしょうけど
それって何だったんでしょうね。
最後まで寡黙な洋ちゃんには戸惑いましたw が
作り手の優しさと丁寧さが伝わってくる映画でした。

主題歌「ひとつだけ」収録
2012/02/02(木) | 映画 |
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証人はただ一人、落武者の幽霊。


以下、ネタバレ含む感想です。
ん?竹内結子が二人?
…と思ったら、その謎が伏線になっていたんですね。
だいたいの内容は予告と番宣で把握していましたが
検事(中井貴一)が“見えていた”ことがわかったところから
俄然、面白くなりました。
愛犬に再会したときの彼の動作に
笑っちゃうけど泣けちゃって、可笑しいのに切なくて。
落武者の髪型の何故?や
死んだ人は、目の前に並べられた食べ物は
匂いだけ味わえるというのは妙に納得(笑)
心霊写真がポイント制だなんてことを聞くと
これからそういう写真を見ることがあっても
笑っていられるかも?
いやいや、やっぱり怖いか(苦笑)
幽霊は、ものに触れたり食べたりすることはできないけど
息を吹いて、それを伝えることはできる…
ということで、法廷での証言の方法を考えたわけですが
幽霊が見えるために必要なのは『三つの条件』。
裁判に決着がついたあとのエミ(深津絵里)に
父親の姿は見えなくて…。
条件を満たさなくなってしまったんですね。
それは、不幸せではなくなったということ。
ハーモニカの音楽で
父親を感じることができたエミのシーンが切なくて。
でもあったかくて。
「有頂天ホテル」のコールガールや
「マジックアワー」の濃い演技の売れない役者が出ていたりで
楽しめるところがたくさんありました。
そうそう。
おにぎりロケ中に飛び入り参加の
「勝訴を持つ男」 型破りな弁護士w 羽柴大輔役の洋ちゃん。
半分だけど、ちゃんと顔映ってましたねー。
思わず声を上げそうになっちゃいました(笑)
最後まで満足な、「ステキな映画」でした♪
2011/11/12(土) | 映画 |
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番宣で洋ちゃんをたくさん見、
特集や特番で内容はだいたいつかんでいたものの
なかなか観に行く時間が取れずにモヤモヤしていましたが
ようやく映画館に足を運んできました。

見慣れた街並みに見慣れた探偵@洋ちゃんの顔。
市長が映ってる!後ろに「みよしの」がある!
ラーメン横丁行ったのって何年前だっけ?
あ、中央警察署!円山動物園!小樽の駅!
…なんて、風景に目を奪われていると
うっかりストーリーがわからなくなりかけます(笑)
コンドウキョウコから受けた一本の電話の依頼をきっかけに
事件は約一年前に遡ります。
霧島(西田敏行)を殺したのは誰なのか?
すでに死んでいる“近藤京子”の名を名乗って
電話をかけてきているのは誰なのか?
そして、その目的は・・・?
組み合わされていくパズルのピース。
その中でまた新たに起きていく容赦ない殺人。
ここまでハードな映像だとは思わなかった

けど
探偵の怒りや悲しみが表す人間くささに涙誘われました。
ところでこの探偵、偽名はいっぱい使ってたけど
本名は何ていうんでしょうね?(笑)
近藤京子の正体はだいたい予想がついていたけど
問題は、その理由。
小樽駅からのJRは、空港に行く快速に乗ったかなあ?
何だか普通列車に見えたけど…?
という地元のツッコミはさておき(爆)
ラストは予想外の展開で、切ないお話でもありました。
公開からだいぶ経っていたのに
けっこうな混みようで、観客も若い人から年配の方まで
まさに老若男女が集まっていましたね~。
終わりかけに幕に出た「次回作決定!」の文字に
ざわざわと軽くどよめきが…。
これは、良いほうの意味と受け止めていいんですよね?(笑)
小雪さんも良かった(by 福山@Mラバ)けど
洋ちゃんも良かった♪
次回作はいつかなあ。
楽しみ楽しみ。



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2011/09/28(水) | 映画 |
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